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個人的にプレイしたPCゲームの、個人的な批評
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Serious Sam,Will Rock 
Serious Sam

HλLF-LIFEがFPSの革新を起こし、Quake III ArenaやUnreal Tournamentなどのスポーツ系FPSが盛んになり、Deus ExやNo One Lives Foreverなどのストーリー重視対人FPSが次々と登場し、今や対モンスターFPSというのはもはや遺物の存在になりつつある。
その流れを逆に考え、クロアチアの会社「Croteam」が開発したFPS、Serious Samというのがある。これは古来のFPS、すなわちDOOMやQUAKEに見られるような“目の前に現れる幾多の敵を次々に薙ぎ倒していく”というシステムを受け継ぎつつ、さらにそれを大幅に拡張させたものである。

遥か彼方まで広がるステージ、何百体という敵の数(時には千体もの敵が出てくる場合もある)、とにかくど派手な武器の数々(XM214 MinigunやSBC Cannonなど)。どの武器もエフェクトが派手で、次々襲い掛かる敵が派手に吹き飛んでいく様はまさに爽快の一点張り。弾もかなり豊富なので、撃ってて弾切れが起こることもあまりなく、心配せずに撃ち続ける事も出来るこれは、ストレス発散に最適だ。
また、そのステージの風景も素晴らしい。南国風のステージでは水辺が多く見られるのだが、その水辺が何とも綺麗でついつい見とれてしまう。また、朝昼夕夜の時間帯の概念があり、朝昼夕は太陽光の描写が忠実に再現され、夜は星が綺麗に輝き実に綺麗だ。

モンスターにもかなり印象が強いものが多く、特にBeheaded Kamikazi(Kamikaze)において、叫び声を発しながら突進してくる様は有名になるほどだ。モンスターは四方八方空中から襲い掛かり、時にはある部屋で大量の雑魚モンスターの相手もさせられる。しかし、武器やモンスターのやられ表現が派手なので、逆にストレス発散になるのがいい。
また、1st Encounterの話だが、最終面のボスがインパクト大で、あれほど大きい敵は早々見られたもんじゃないというぐらい大きい。まあ、攻撃はそれほど印象に残るものではないが。

これらの要素があいまって、しかも当時としては破格の$19.99だったため、FPSゲームが盛んな欧米では次々に反響を呼び、2001年にGame of the Yearに輝いた(1st Encounter)。その影響もあってか、続編の2nd Encounterも発売され(同じく$19.99)、それもまた評価は高かった。しかし、そのまた続編のSerious Sam IIにおいては、グラフィックの大幅な向上により要求スペックが非常に高くなったのと、家庭用ハードとの連携で制作を行ったので、メモリ制限からマップがそれほど広大には出来なかったこともあり、爽快感に若干欠けるこれは評価はあまり高くない。ただ、価格は前作より若干高めの$29.99に押さえられている(新作FPSとしてはかなり安い方)。

Will Rock

Serious Samの成功は、二番煎じを生むことになる。ロシアのWill Rockと韓国のNitro Familyだ。しかし自分はNitro Familyに関しては手に入ってないので、割と容易に手に入ったWill Rockのことについて書いておく。

Will RockはSerious Samがエジプトやマヤ文明、北欧州などが主なステージなのに対し、こちらは古代ギリシャが中心のステージである。主人公Willford Rockwell(^^;は考古学者で、ギリシャの古代建造物を教授と共に調査しにやって来たのだが、そこに突如現れた謎の宗教団体に教授は殺され、同行していた教授の娘がさらわれることになる。Willfordは怒り嘆いていると、ギリシャ神話の神、Prometheusに宗教団体を撲滅し、宗教団体が起こした儀式を食い止めるよう力を与えられ、Willfordはその力を駆使して宗教団体の撲滅及び教授の娘を救出することになる。

Croteamのあるクロアチアは、かつて旧ソビエト連邦の領であったが、旧ソビエトの崩壊と共に独立した東欧州の共和国である。独立の際に戦争を起こし、近年まで続いていた。そして独立を勝ち取った後まもなくSerious Samが発売され、欧米のPCゲーム界で大成功を収めたのである。
ロシアとしては、このことが非常に面白くないのは当たり前で、自分の国から独立した国がこのような大成功を収めるのは遺憾だとして、自分達も同じような作品を作ればきっと成功するに違いないと踏んだのか、Will Rockを発売元のフランスのゲーム会社、Ubiと契約して発表することになる(値段もSSを意識してか$19.99)。

しかし、既にSSが確固たる地位を築き上げ、もはやWRのデビューはあまり印象的ではなかった。グラフィックをSSより上げ、陰の描写をリアルにし、物理エンジンの導入を図ったものの、このゲームの肝心の要素である爽快感に著しく欠け、結果的に欧米ではあまり成功しなかったと言えよう。こういうゲームはグラフィックは二の次で(物理エンジンなんてあっても無くてもいいようなもの)、肝心なのはまさに爽快感だというのに、何を血迷ったのか変なところに力を注いだため、こういう結果になったのは当たり前だ。

爽快感に欠ける点としては、マップが狭いし見るべき点が見当たらない、武器のエフェクトがしょぼい且つ大量に薙ぎ倒せる武器が少ない、武器にリロードがあるものが多数存在する、敵に面白みが無い、倒しても面白くないなどが挙げられる。

マップは古代ギリシャの建造物が主体なので、非常に殺風景だ。灰色の建物が進んでも進んでも立ち並び、見てて面白くない。また、SSではその広大なステージを生かして、大量の敵が遥か彼方から襲ってくるのだが、WRではそのようなステージは殆ど見当たらず、狭い場所で幾多の敵を倒していくシチュエーションが多い。これはあまり動き回れないことから、非常にストレスが溜まる。まあ、建物の中での戦いなので、それはそれで仕方の無いことかもしれないが、ならばもっと広大な場所を選ぶべき。

武器はリアル志向のものが多く、Duke Nukem 3Dに出てきそうな特殊武器が2個追加されている。近距離で攻撃すると、敵の血が武器に付着するエフェクトがあるが、汚らしくパレットバグに見える。武器の解説は以下に説明する。

Shovel
デフォルトの武器で、近距離専用。威力は低く、またPistolが存在するので極めて必要の無い武器。

Pistol
デフォルトの銃で弾は無限。17発まで撃つとリロードが入る。Serious Samでは両手にリボルバーで計12発までしか撃てないが、その分リコイルの表現など実に撃ってて面白い。しかし、こちらのピストルは撃ってもあまり面白みが無く、あくまで最初のステージを切り抜けるための要素でしかない。またこの銃の威力が高く、殆どのシチュエーションにおいてこの銃で切り抜けられるのはどうかと思う。

Shotgun
ポンプアクションショットガンで、5発まで装填が出来る。リロードは早いものの、リロードが入るということ自体爽快感に欠ける。威力は高く、また射程距離も長いので、ライフルとしても使用可能。弾も比較的豊富に手に入るので、主力武器になりうるか。

Crossbow
ボウガンで、スコープが搭載されており、遠くから狙撃して使うことも可能。また、射られた敵は火達磨になり、継続してダメージを与えられる。5発でリロードが入り、若干長いので隙が出来やすい。また、連射速度もあまり速くなく、やはり遠くから使う必要がある。弾は比較的少ない方か。

Machinegun
普通のマシンガンなのだが、撃ってて実に面白くない。撃ったときのマズルフラッシュが無く、ただ単に敵に着弾してるという感じなのである。威力もそんなに高くなく、大量の雑魚相手に使う程度か。また銃口もかなりでかく、違和感さえ覚える(アサルトライフルM4付属のM203グレネードランチャー並みの大きさ)。弾は豊富に手に入る。

Minigun
これは非常に強力で、トリガーを引いたときのモーター回転や弾を撃ち出した時のマズルフラッシュなどのエフェクトも実に面白い。また近・中・遠距離に対応しており、あらゆる敵に大ダメージを与えられるので、使ってて面白い。ただ、撃つときモーターを回転させるので若干隙が出来るのと、100発撃つとリロードが入るので、SSのような撃ちっ放しが出来ない。また弾数も比較的多いもののMachinegunほど多くは無い。ボス戦でも十分役に立つので、弾は温存するべき。

Hand Grenade
手榴弾。強力であることには変わりないが、あまり手に入らず、また使えるようなシチュエーションはあまり見当たらない。壁を挟んで向こう側の敵を攻撃する程度か。

Fireball Launcher
ロケットランチャーなのだが、SSと比べて連射速度が遅く、また爆発のエフェクトも小さいのでかなり不評。弾速も遅いので、動きの遅いボス系統に使うことが多いかも。弾はそこそこ手に入る。

Acidgun
近未来兵器。強力な緑色の酸の塊を発射し、当たった敵は膨れ上がって破裂する。そのエフェクトは面白く、これは唯一の見所の一つになりうる。雑魚は一撃で破裂するが、ある程度体力のある敵は何回か当てなければならない。また弾数もあまり多くない。リロードに時間が掛かるので、隙が出来やすい。

Medusagun
近未来兵器。白色の煙を発射し、当たった敵は石化する。これもエフェクトが面白く、石化して砕ける様は必見。Acidgunよりも威力は高いものの、射程距離は短い。しかし横への範囲が広いので、前方から襲ってくる敵に対処しやすい。リロードは極めて長く、また弾数も極めて少ないので、用意されてるところでなければ殆ど使えない武器(弾のストック数も少ないので)。

Atomicgun
Will Rockで最も攻撃力の高い武器。名前から恐らく核爆弾を発射する。所謂グレネードランチャーで、撃ち出された弾は放物線を描いて飛んでいき、着弾すると爆発を起こす。あまり爆発のエフェクトが派手ではなく、また爆風の範囲も狭いので、自爆しにくいという点ではいいかもしれないが、大量の敵を倒すのには向いていない。また射程距離も短く、はっきり言って使えない武器。弾も少ないし。ボス戦ですら使えないこの武器は、まさに存在意義が?なのである。SSでは最強の武器、SBC Cannonのインパクトが大きく、溜め動作で威力が増大したり、巨大な砲弾が次々に敵を薙ぎ倒していく様は非常に面白いのだが、こちらは最後に手に入る最強の武器にもかかわらず、インパクトが非常に薄い。何でこうなってしまったのかと疑問に思う。核爆弾を使うのであれば、Unreal Tournamentに出てくるRedeemerみたく、弾の所持は少なくする代わりに、威力や攻撃範囲を大幅に上げ、尚且つ直線に飛んでいく仕様にすればいいと思うのだが、これではあまりに失望感が大きい。

敵は、どこかの密教の信者のような者が多く、あとはケンタウルスや気色悪い顔の天使、虎や爆弾鼠などがいる。敵の大まかな解説を以下に説明する。

ミノタウルス
雑魚に分類されるのだが、その攻撃力は比較的高い。炎を纏った斧を投げつけてくる。また、倒すと肉片が球状になって二つに分裂し、二匹のミノタウルスが生成される。攻撃力はさほど変わらないが、体力は落ちる。これらを見逃すパターンが多いので、気をつける必要がある。

ギリシャ神話の古代人?
近距離で棍棒攻撃、遠距離で魔法の弾を投げつけてくる。また高台から矢を射る者もいる。インパクトに著しく欠けるので、特に特筆することはない。


空からエネルギー弾を飛ばしてくる様はSSのハーピィと酷似している。体力は少々高く、機敏性に長けているので倒しにくい。ショットガンで撃ち落としていくのがいいかも。


SSでいう牛。主に突進攻撃をしてくるのだが、SSの牛よりも機動性に優れている。ただSSの牛は、突進がはずれたら遠くで急ブレーキをかけたりと色々アクションをみせてくれるのだが、こちらは猫みたいに(猫なのだが)はずれたら体勢を立て直して再び襲い掛かってくる様はあまり面白くない。また攻撃を当てると、不自然に跳ね上がる。

爆弾鼠
SSのBeheaded Kamikaziの完璧なパクリ。尻尾の火花を散らせながら突進してくるのだが、鼠なので小さく、すばしっこいので攻撃が当てづらい。これはストレス要因に十分値し、倒してもバンッ!という音と共に消滅するだけであり、また攻撃が当てづらいのですぐに特攻攻撃を受けてしまうのはまさに不快だ。Kamikaziで出来る連鎖爆発も起きないらしいし。ストレスを感じるという点では印象に残る。

堕天使
SSのハーピィのパクリ。上空から矢を放ってくる。体力や攻撃力は高いものの、矢はあまり速くないので容易に攻撃をかわすことが出来る。マシンガン系やショットガンがお薦め。

ケンタウルス
突進して突き飛ばしたり、遠くから矢を放ってくるかなり手ごわい敵。突き飛ばす様はSSの牛と性質が似ている。体力や攻撃力も高い。また、これの骨バージョンも存在する。

石像
普段は動かないで台座の上に固定されているのであるが、近づくと動き出し、上に掲げている両手から巨大な黒い暗黒物質?の塊を投げつけてくる。それは凄まじく強く、一撃で即あの世行きなので十分気をつける必要がある。

SSと比べると全体的に敵の攻撃力が高いので、身を乗り出して攻撃というのが難しい。遠くからCrossbowで狙撃し、弱遠距離の敵にはショットガンやマシンガン、弾がなければピストルなどを駆使して戦うことを望まれる。ロケットランチャーなどは威力が低いので、あまりあてにならない。AcidgunやMedusagunはあくまでお遊び程度に使うぐらいか。これらがもう少し使えるシチュエーションがあれば、それなりによかったかもしれないのに。

個人的には、SSとWRどちらもやっていないのであれば、確実にSSを薦める。もしSSを全クリしたのであっても、あまりWRはお薦めできない。まあ、SSの劣化でもいいから、とりあえず大量の敵を撃ちまくりたいというのであれば、今ではかなり安くなってると思われるのでいいかもしれないが。

追記:なぜWRの話がSSと比べて長くなったのかというと、SSに関しては数々の日本語サイトでレビューなどがされているので、あえて書く必要が無いのに比べ、WRに関してはあまり見受けられないので。
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